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2004.4.30
普通、成人の歯の数は上下合わせて28本(親知らずを含めると32本)あります。
これだけたくさんあれば、1本や2本抜けても大丈夫では・・・とお考えの方はいませんか? 実はたった1本の歯を失うことにより、口の中の歯がガタガタになるといった危険が潜んでいることがあるのです。
まず、歯を失うことによる害は、食べ物を噛み砕く効率が悪くなる・発音が悪くなる・前歯では見た目が悪くなる、といったところです。が、それだけならまだよい方なのです。
歯は、両隣りの歯(隣接歯)や上下の歯(対合歯)と接触することにより、各々の歯が安定した位置を保っています。そこで1本歯を失うと、その両隣りの歯は片方の接触を失い、失った歯の方向で傾いていきます(傾斜)。
また、上下の対合する歯を失った歯は、かみ合わせの接触を失い、どんどんと伸びてきます(挺出)。それにより歯並びはガタガタ、かみ合わせも狂い、ひいては顎の関節まで痛めてしまうこともあります。ですから、1本でも歯を失った人は、むし歯・歯周病のほうがに、歯並び・かみ合わせのチェックのためにも定期的に検診していただくことをおすすめいたします。